マニラ、フィリピン — 昨日未明、マニラのサンアンドレス・ブキッドで行われていた通夜の最中に、口論となった隣人に刺され、男性が死亡しました。
サンアンドレス・ブキッド、マニラ在住の57歳の被害者、通称「カルド」さんは、スタ.アナ病院に到着した際に死亡が確認されました。一方、27歳の容疑者で被害者の隣人である通称「ルイス」さんは逃走しました。
マニラ警察地区(MPD)殺人課のジェイソン・イバスコ警部補による捜査によると、事件は午前1時50分頃、サンアンドレス・ブキッドのサグラダ・ファミリア通りとグラナテ通りの角にある隣人の通夜で発生しました。
事件の前、被害者は「カラ・イ・クルス」(※)をして遊んでおり、容疑者は棺の数メートル離れた場所で一人で酒を飲んでいたとのことです。
原因はまだ不明ですが、被害者と容疑者の間で突然口論が始まり、殴り合いに発展しました。
その際、容疑者は刃物を取り出し、被害者を刺しました。被害者は病院に運ばれましたが、命を落としました。
当局は、事件後すぐに逃走した容疑者の行方を追っています。
【用語解説】
– カラ・イ・クルス(※): フィリピンの伝統的なコイン投げ賭博ゲーム。