ブラカンの洪水、首まで達する!

フィリピン、ブラカン州 — 昨日、台風クリシン、ハバガット(※)および新たな低気圧(LPA)の影響で続く降雨と巨大な満潮が重なり、この州の一部地域では水位が首まで達し、屋根を超える高さにまで達しました。

ダニエル・フェルナンド知事の事務所に届いた報告によると、昨日午前6時14分には、ハバガットによる継続的な降雨と重なり、満潮が4.6フィートに達しました。

これにより、Brgy. Francesの端では水位が首まで達し、MeysulaoとSan Miguel、Calumpitでも深刻な浸水が発生しました。

州災害リスク削減管理委員会(PDRRMC)の報告によれば、ブラカン州の13の町と3つの都市が深刻な洪水の影響を受けており、これにはHagonoy、Calumpit、Balagtas、Bocaue、Paombong、Guiguinto、Bustos、San Ildefonso、Bulakan、MarilaoおよびMeycauayan、Baliwag、Malolosの各都市が含まれます。

有名で歴史的なバロサイン教会もこれらの都市で洪水の被害を受けました。

BusosとIpoダムが放水を行ったことが判明しており、住民によると、これがハバガットと新たなLPAに加えて洪水を悪化させたとのことです。

激しい洪水の流れにより、ドーニャ・レメディオス・トリニダードとサン・ミゲルを結ぶ橋が完全に崩壊または破壊されました。この構造物は公共事業道路省(DPWH)の下での国家政府のプロジェクトです。

Panginay、Guiguinto、Balagtasの境界にある橋も船を使って通行するようになり、小型車両は通行できなくなりました。これは、Taliptip、BulakanおよびBrgy. Ubihan、Meycauayanの境界でも同様です。

月曜日の午後には、州内で900世帯、つまり2,000人以上が避難しました。

州政府は、すべての公立および私立学校の授業をすべてのレベルで中止し、また水曜日には公共機関での業務も中止しました。

【用語解説】

– ハバガット(Habagat): フィリピンで南西モンスーンを指す言葉で、特に雨季に多くの雨をもたらす気象現象です。