セブで殺害された放送者に正義を

マニラ、フィリピン発 — 「フスティシャ(※)!」

これは、ナグカイサ労働連合が昨日強く訴えた言葉であり、月曜日の朝にビスリッグ市で発生したラジオ放送局の局長であるアーウィン「ボイ・パナ」セゴビア氏の待ち伏せ殺害を強く非難しました。

ボイ・パナ氏は、ラジオ番組を終えた後、自宅に向かう途中で、ビスリッグ市のバランガイ・マンガゴイの国道で武装した男たちに待ち伏せされ、オートバイに乗っているところを銃撃されました。

被害者は、Radyo Gugmaの局長であり、95.8 DXCB FMラジオの番組「ディレチャハン・ニ・ボイ・パナ・セゴビア」のラジオホストでもありましたが、頭部に銃弾を受けて命を落とし、武装した犯人たちは迅速に逃走しました。

ナグカイサ労働連合の議長であるソニー・マトゥラ氏によれば、セゴビア氏は今年に入ってから国内で殺害された3人目のメディア関係者であり、4月に殺害されたベテランコラムニストで元カリボ市長のフアン「ジョニー」ダヤン氏と、6月に殺害された元ラジオ放送局のアクティビストであるトランス女性のアリ・マカリンタル氏に続くものです。

「理性の声を殺さないでください。ジャーナリストと労働組合活動家は共に、権力に真実を語ることで公共の利益を守っています。暴力で彼らを沈黙させることは、我々の自由への裏切りです」とマトゥラ氏は述べ、政府に対し、殺人の文化を終わらせ、犯罪に関与した者を追跡し、裁判にかけるよう呼びかけました。

【用語解説】

– フスティシャ(Hustisya): フィリピン語で「正義」を意味する言葉。