カビテ警察、ボートで救助活動を実施

カビテ州、フィリピン — カビテ州が災害状態に置かれた後、カビテ警察は救助活動を続けており、昨日、ハバガット(※)と熱帯低気圧エモン(※)、台風ダンテ(※)の影響による絶え間ない降雨の中で、水没した住民の家からの避難を主導しました。

カビテ警察州局長のアリエル・レッド警察大佐(PCol Ariel Red)自身が、州内のさまざまな町での洪水に直接対応し、警察の全隊員と共に活動しました。

レッド警察大佐のグループは、州内の洪水被害を受けた地域で救助活動を行うためにボートを使用し、水位が腰を超える場所もありました。

バコール市、イムス市、ノヴェレタ町、カウィット町、ロサリオ町、タンザ町、カビテ市などの沿岸地域が洪水の影響を大きく受けました。

警察は、迅速かつ効果的な緊急対応を確保するために、州災害リスク削減管理局(PDRRMO)、地方自治体(LGUs)、およびその他の機関と即座に連携しました。

警察のメンバーは、高齢者、障害者(PWDs)、および子供たちを避難所に運びました。

州内の川は赤色警報レベルに達し、カビテ全体が災害状態に置かれました。

また、州全体で捜索救助、群衆管理、救援物資の配布、その他の活動に対応するために、リアクショナリー・スタンバイ・サポート・フォース(RSSF)が即座に活動を開始しました。

【用語解説】

– ハバガット(※): フィリピンで南西モンスーンを指す言葉で、雨季に多くの降雨をもたらす。
– エモン(※): フィリピンでの熱帯低気圧の名前。
– ダンテ(※): フィリピンでの台風の名前。