マニラ、フィリピン — ケソン市政府は、7月28日月曜日に行われるフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の第4回施政方針演説(SONA)において、集会は許可するものの、抗議行進は許可しないと発表しました。
ケソン市公共秩序安全局のエルモ・サンディエゴ退役将軍は、3つの団体に集会を行うための許可が発行されたと述べました。彼によれば、これまでのSONAとは異なり、ケソン市のコモンウェルス・アベニュー沿いでの行進は許可されないとのことです。
政府支持派の団体はサンディガンバヤンの前で集会を開くことができ、反政府の団体であるバゴン・アリャンサング・マカバヤン(※)は、コモンウェルス・アベニューのセント・ピーター教会前でプログラムを行うことが許可されています。
ケソン市警察区(QCPD)のスポークスパーソンであるフェビー・マドリッド警部補は、ケソン市政府から与えられた許可に基づき、指定された集会ゾーンに留まることで、抗議者たちが冷静であることを期待していると述べました。
また、ケソン市警察区(QCPD)は、国家元首の施政方針演説における安全と保護を管理するために、合計3,000人の職員を配置する予定です。ケソン市政府は、特に一部が閉鎖されるコモンウェルス・アベニュー沿いの運転手を支援するために、700人の交通職員を派遣する予定です。
【用語解説】
– バゴン・アリャンサング・マカバヤン(※): フィリピンの左派連合で、社会正義や人権の擁護を掲げる団体。