台風エモン発生、熱帯低気圧に発達

熱帯低気圧エモン(Emong)は現在台風となり、フィリピン領域外の低気圧域が熱帯低気圧に発達しました。

2025年7月24日(木)、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、エモンとフィリピン領域外の低気圧域の両方が発達したと報告しました。

PAGASAによると、熱帯低気圧エモンは台風に発達しました。これはフィリピン領域(PAR)内で監視されています。

エモンは最後にダグパン市の西220キロメートル地点で観測され、風速は120から150キロメートル毎時に達しています。

「『エモン』(国際名:CO-MAY)は台風に発達し、フィリピン領域(PAR)内で監視されています」とPAGASAは述べました。

一方、フィリピン領域外の低気圧域は熱帯低気圧に発達しました。これは最後にルソン島南東部の東2,080キロメートル地点で観測されました。

この低気圧域は風速45から55キロメートル毎時で北北西に15キロメートル毎時の速度で移動しています。

「フィリピン領域外の低気圧域(LPA 07i)は熱帯低気圧に発達し、引き続き監視されています」とPAGASAは述べました。

現在のところ、台風エモンと熱帯低気圧ダンテ(Dante)はフィリピンの領域内にあります。

現在、PAGASAは3つの熱帯低気圧を監視しています。

【用語解説】

– フィリピン領域(PAR): フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)が設定した、フィリピン周辺の気象監視エリア。
– PAGASA: フィリピン大気地球物理天文局。フィリピンの気象、地球物理、天文学に関する政府機関。