オリエンタルミンドロの40村が浸水

マニラ、フィリピン — オリエンタル・ミンドロ州では、強い雨の影響で川が氾濫し、40のバランガイ(※)が洪水に見舞われたと、木曜日に州災害リスク削減管理委員会(PDRRMC)が報告しました。

報告によれば、PDRRMCの責任者であるビセンテ・ガホル氏は、洪水の被害を受けたバランガイには、州都であるカラパン市、バコ、プエルト・ガレラ、サン・テオドロ、ナウジャン、ポラ、ビクトリア、ソコロ、グロリアの各町が含まれていると述べました。

カラパン市では、14のバランガイが洪水に見舞われ、最も多くの被害を受けています。次いでナウジャン町では8つ、ポラでは7つのバランガイが影響を受けています。

当局者によると、州内の一部の被災地では、洪水の水位が3から4フィートに達しているとのことです。

カラパン市では、ブカヤオとパンガランのバランガイで水位が高いため、ストロング・リパブリック・ノーティカル・ハイウェイが通行不能となっています。

水曜日の夜、PAGASAはオリエンタル・ミンドロ州とオクシデンタル・ミンドロ州、そしてロンブロン州を含むいくつかの州に対し、赤色の大雨警報を発令しました。

地元政府は、家に閉じ込められた住民の救助活動を続けており、救援物資の配布も行っています。

【用語解説】

– バランガイ(Barangay): フィリピンの最小行政区画で、日本の町内会や自治会に相当します。