ハバガット(※)と熱帯低気圧クリシング(※)により、ビサヤ地方で大規模な洪水が発生し、最近ではディノ・ユーロ議員がその被害の写真を共有しました。
報告によると、最も被害を受けた地域はネグロス・オクシデンタルのヒニガランで、1,094世帯、4,229人が影響を受けました。次いで被害を受けたのはシパライ市とカバンカラン市で、それぞれ550世帯(1,571人)と419世帯(1,714人)が影響を受けました。
洪水の水位は数フィートに達し、一部の道路は数時間にわたり通行不能となりました。また、ヒノバアンのクリパパ地区、ナブラオ地区のシティオ・マウボイとサンフランシスコ、シパライ市のマリカルム地区のシティオ・カンポネスでも地滑りが報告されました。
最近、ディノ・ユーロ議員が共有した投稿によれば、ヒニガランのバランガイ・バト、シティオ・カンプラーでは、洪水により4軒の家が流され、トイレだけが残されました。写真では、トイレの便器が乗ったセメントの基台だけが残っている様子が見られました。
多くの人々がこの写真に心を痛めました。悪天候がいかに多くの人々に大きな影響を与え、避難を余儀なくされたかを物語っていました。
以前の記事では、カウヤンでも洪水により家が流されたことが報告されました。人々はすでに安全な場所に避難しており、水位が下がるまで帰宅は許可されていません。
一方、ネグロス・オクシデンタルの13の地方自治体(LGU)では、洪水の被害を受けた家族に対する支援がすでに行われています。
金曜日の州災害リスク削減管理委員会の報告によると、南ネグロスを中心に4,227世帯、11,688人が、熱帯低気圧クリシングにより強化された南西モンスーンの長雨による洪水の影響を受けました。
【用語解説】
– ハバガット(Habagat): フィリピンにおける南西モンスーンのこと。雨季に多くの降雨をもたらす。
– クリシング(Crising): フィリピンで発生した熱帯低気圧の名前。