フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、ボンボン・マルコス大統領の2025年のSONA(※)中に雨が降る可能性は低いと発表しました。
PBBM(※)の第4回国情演説は、2025年7月28日(月)に予定されています。このイベントの数日前から、さまざまな政府機関が準備を始めています。この演説を通じて、大統領は国内の緊急課題や今後の計画について述べる予定です。
しかし、最近の台風の影響で、PBBMは準備を一時停止するよう指示しなければなりませんでした。フィリピン、特にメトロマニラ地域は、台風と南西モンスーン、またはハバガット(※)による洪水に何日も苦しんでいました。
ルソンの多くの地域では依然として悪天候が続いています。しかし、月曜日には、記事「バンデラ」によると、雨の可能性は低いとPAGASAは述べています。
「大統領のSONAが行われるナショナル・キャピタル・リージョン、またはメトロマニラでは、午前から正午にかけて雨の可能性は比較的低いと予想していますが、午後から夜にかけて局地的な雷雨が発生する可能性があります」と、気象専門家のオベット・バドリナ氏は述べました。
しかし、ルソンの西部、例えばイロコス地方、アブラ、ザンバレス、バターン、オクシデンタル・ミンドロでは、南西モンスーンまたはハバガットの影響で雨が予想されています。
フィリピンの他の地域では、孤立したにわか雨や雷雨の可能性を除いて、概ね良好な天気が予想されています。フィリピン責任区域(PAR)外の気象擾乱について、バドリナ氏は、これらは今後数日で国の境界外に出ると予想されていると述べました。
一方、数日前にバト・デラ・ロサ上院議員は、イベント中に笑顔を装いたくないため、SONA 2025を欠席すると表明しました。この上院議員は、サラ・ドゥテルテ副大統領とその父であるロドリゴ・ドゥテルテ前大統領の公然の支持者です。
【用語解説】
– SONA(ソナ): State of the Nation Address(国情演説)の略称。フィリピン大統領が国民に向けて行う年次報告。
– PBBM(ピービービーエム): President Bongbong Marcos(ボンボン・マルコス大統領)の略称。
– ハバガット: フィリピンにおける南西モンスーンの呼称。