マニラ、フィリピン — リサール州アンティポロ市で、ここ数日間に殺害されたとみられる女性の遺体が袋に詰められた状態で発見されました。発見日は金曜日です。
被害者はアンティポロ市バランガイ・バゴン・ナヨンの45歳、ロウェナ・デル・カルメンさんと確認されました。
アンティポロ市警察署の報告によると、7月25日午後4時14分頃、シティオ・ローワー・マナリテI、バランガイ・バゴン・ナヨンで、デル・カルメンさんの遺体が入った袋が発見されました。
アンティポロ市警察署の警察コミュニティ・プリシンクト2は、心配した市民からの通報を受け、現場に急行し、賃貸住宅のゴミ置き場に積まれた袋の中に遺体があることを確認しました。
警察は、同じ地域に住む41歳の「エンジェル」という仮名の人物の証言を調査しています。証言によれば、被害者は事実婚の夫(※)または同棲相手と口論していたとのことです。
この犯罪が明るみに出たのは、近隣住民が悪臭を感じ、その発生源を特定するためにバランガイに相談したことがきっかけでした。
【用語解説】
– バランガイ(Barangay): フィリピンの最小行政区画で、日本の町内会に相当します。
– 事実婚の夫(common law husband): 法的には結婚していないが、夫婦として生活しているパートナー。