バタンガス州、フィリピン — 昨日午前、バタンガス州イバアンのBrgy. Malaininにあるバタンガス州リハビリテーションセンターから10人の受刑者が脱走した後、当局は大規模な追跡作戦を開始しました。
バタンガス警察の報告によれば、午前9時30分頃、PG1ジャミル・ラミレス・アルカンタラが受刑者を刑務所の公共ユーティリティルームに護送していた際、受刑者の一人がアイスピックで彼を脅し、彼の銃を奪って彼に向けました。この隙に他の受刑者たちが逃走し、イバアンのBrgy. Quiloへ向かいました。
これを受けて、午前10時にはイバアン市警察に受刑者の脱走について直ちに通知されました。
午後1時30分には、5人の受刑者がスター・トールウェイ経由で北へ向かうALPSバスに乗ったとの情報を警察が受け取りました。彼らは、タナウアン-スト・トマス境界付近でPLt. Col.マーロン・C・カバターニャ率いるスト・トマス市警察署の職員によって阻止され、平和的に降伏しました。彼らはアルマンド・マンガバット・ジュニア、ノーマン・アントニオ、デニス・エスメラルダ、マイケル・マラシケ、レスター・ベンゴアとして確認されました。
一方、イバアンで対応した警察によって、さらに3人の逃走中の受刑者が逮捕されました。彼らからは、16発の弾丸と2つのマガジンが装填された9mmラマピストル、バリソン（※）、59,673ペソの現金、いくつかの鍵が押収されました。
バスで捕まった5人の受刑者はスト・トマス警察署の拘留下にあり、他の3人はイバアン警察署に拘留されてから再び州刑務所に戻される予定です。
スト・トマス警察署の署長、Lt. Col.マーロン・カバターニャは、バスに乗った5人の受刑者による人質事件は発生しなかったと明言しました。
「バスに乗った5人の容疑者は警察に平和的に降伏したため、人質事件は発生していません」とカバターニャ氏は述べました。
警察は、残りの逃走中の受刑者を逮捕するための作戦を継続していると市民に保証しています。
【用語解説】
– バリソン（※）: フィリピンの伝統的な折りたたみナイフで、一般的には「バタフライナイフ」とも呼ばれます。