台風「エモン」ラ・ウニオン直撃、4.9万人影響

フィリピン、バギオ市発 — 台風エモンの襲来により、ラウニオンでは14,131家族、49,154人が影響を受けました。

これにより、スディペン、バンガー、バラオアン、ルナ、バクノタン、サンガブリエル、サンフアンを含む7つの町では、台風エモンの影響で電柱が倒れたため、停電が続いています。

バウアン町と州都サンフェルナンド市でも90%の停電が発生しています。

昨日の午後、ラウニオン州政府は、ルナ町のバランガイ・リモスが依然として洪水に見舞われているものの、州内のすべての道路と橋は「通行可能」であると発表しました。

台風の影響で、ラウニオン州知事マリオ・オルテガ氏は、7月28日から州内の小中高の授業を休校とし、大学では「非同期授業」を指示しました。

ラウニオン州災害リスク削減管理委員会の報告によれば、25軒の家が完全に破壊され、335軒の家が部分的に損壊しました。

昨日の午後の初期評価では、台風エモンによるインフラへの被害は1億2,836万3,263.36ペソ、農業と家畜への被害は6,068万7,014.28ペソに達しました。

【用語解説】

– バランガイ(※): フィリピンの最小行政単位で、日本の町内会に相当します。
– バギオ市(※): フィリピンのルソン島に位置する都市で、避暑地として知られています。