マニラ大司教区、悪魔祓い件数増加を受けて霊的解放センターを開設
マニラのホセ・アドビンクラ枢機卿は、サン・ミカエルに捧げられたマカティ市の施設の祝福が、単なる建物の開設以上の意味を持つと述べました。
「これは単に建物の落成ではありません。使命の聖別です」と、アドビンクラ枢機卿は儀式の中で語りました。
このセンターは、大司教区の悪魔祓いと霊的解放の省の拠点として機能します。
サン・ミカエルは、特に悪魔祓いにおいて、悪霊からの保護を求めるカトリックの信仰において広く祈願されています。
マニラの主任悪魔祓い師であるホセ・フランシスコ・シキア神父は、センターの設立が大司教区の悪魔祓いオフィスに寄せられる件数の増加を受けてのものであると述べました。
「特に現在、悪魔的な抑圧、執着、憑依の件数が増えています。我々は通常、1日に約2件のケースを受け取ります」とシキア神父はラジオ・ベリタスに語りました。
彼は、多くのケースが完全な憑依ではなく、霊的な抑圧に関するものであることを明確にしました。
「これは単に悪魔を追い出すことではなく、特にその人と神との関係を再活性化することです」と述べました。
しかし、アドビンクラ枢機卿は、すべての苦しみを悪魔的な原因に帰することに対して警告しました。
「すべての苦しみが悪魔的なものではありません。すべての闘争が悪魔祓いを必要とするわけではありません」と枢機卿は述べました。
彼は、教会が霊的な闘争の現実を認識しつつも、悪に対するキリストの勝利への信仰を堅持していると述べました。
「神の子羊の血はすでに決定的な勝利を収めています」とアドビンクラ枢機卿は述べました。
枢機卿はまた、特に誤情報が蔓延する時代において、識別力の重要性を強調しました。
教会の指導者たちは、サン・ミカエル霊的解放センターが、国内外のアジア地域で悪魔祓いと霊的解放のミニストリーに従事する聖職者のための形成と訓練を提供すると述べました。
また、この施設は、霊的癒しを求める人々のための祈りと牧会的伴走の場としても機能すると述べました。
【用語解説】
– サン・ミカエル: カトリック教会における天使長で、特に悪霊からの保護を祈願される存在。
– 悪魔祓い: 悪霊を追い出す宗教的儀式。
– 霊的解放: 悪霊からの解放を求める宗教的な活動。
