フィリピンの2月のインフレ率、前年比2.4%に加速
フィリピンの統計局は、2月の年間インフレ率が2.4%に加速し、1年以上ぶりの高水準に達したと発表しました。これは、食品価格の上昇を反映したものです。
この数値は、ロイターの調査での経済学者の予測と一致し、中央銀行の予測範囲である2.3%から3.1%の間に収まりました。1月のインフレ率は2.0%でした。
今回のインフレ率は、2025年1月以来の最速ペースで、その時は2.9%でした。
統計局によると、インフレの主な要因は、食品とノンアルコール飲料の指数が1月の1.1%から2月には1.8%へと加速したことです。
変動の激しい食品とエネルギー価格を除いた年間コアインフレ率は、先月2.9%で、1月の2.8%と比較してわずかに上昇しました。
中央銀行は、中東の動向を注視していると述べました。
インフレの見通しについては、2026年の予測が3.6%、2027年の予測が3.2%で、いずれも2%から4%の目標範囲内にあるため、管理可能であるとしています。
フィリピン中央銀行は、成長を支えるために、政策を見直す次回の会合を4月23日に予定しており、2月19日には6回連続で主要金利を引き下げました。
【用語解説】
– バランガイ(地区):フィリピンにおける最小の地方自治単位。
– バンコ・セントラル・ング・ピリピナス:フィリピン中央銀行の正式名称。
– コアインフレ率:食品やエネルギーなどの価格変動が激しい項目を除いたインフレ率。
