キューバオのエリアス・アユバン・ジュニア司教は、3月9日にキューバオの無原罪の御宿り大聖堂で行われた「平和のためのミサ」の中でメッセージを伝えました。
「この30年間の司祭職を振り返ると、福音書の中の一つのフレーズが繰り返し心に浮かびます」とアユバン司教は述べ、「それは復活したキリストが弟子たちに最初に語った言葉、『平和があなた方と共にありますように』です」と続けました。
「私が祝うすべてのミサで、同じ言葉を述べます」と彼は言いました。「しかし、ますます私は平和が単なる挨拶ではなく、すべての司祭の使命であることを実感しています。」
この祝祭は、彼のクラレチアン宣教師としての叙階30周年を記念するものであり、教会が和解を促進する役割について考える機会も提供しました。
アユバン司教は、最近の危機、特にケソン市のNIAロードで発生した火災で数千の家族が避難を余儀なくされたことや、中東での継続的な紛争にメッセージを関連づけました。
「火災と戦争という両方の出来事は、私たちにさまざまな形で影響を与えます」とアユバン司教は述べ、世界的な紛争が燃料価格の上昇を通じて日常生活にも影響を及ぼす可能性があることを強調しました。
経済的な懸念を超えて、彼は、持続可能な平和は人間の心の変革から始まらなければならないと述べました。
アユバン司教は、ヨハネ・パウロ2世教皇の言葉を引用し、戦争は最終的に人間の心から始まるため、個人の転換が平和構築に不可欠であるとしました。
また、フランシスコ教皇と回勅「フラテッリ・トゥッティ」を引用し、コミュニティに対話と連帯を育むことを促しました。
「私たちは単に平和を愛する者ではなく、和解、理解、愛を積極的に築く平和の創造者となるように呼ばれています」とアユバン司教は述べました。
さらに司教は、平和は正義なしには存在し得ないと強調し、パウロ6世聖人の教えを反映しました。
「平和は単に戦争がない状態ではありません。平和は人間の尊厳が尊重されるところに存在します。これは貧しい人々をケアし、弱者を守り、苦しむ人々と共に立つことを意味します。」
【用語解説】
– クラレチアン宣教師:スペインに本部を置くカトリックの宣教会で、教育や福祉活動を通じて福音を広めることを目的としています。
– フラテッリ・トゥッティ:フランシスコ教皇による回勅で、兄弟愛と社会的友愛についての教えを含んでいます。
– 無原罪の御宿り大聖堂:キューバオにあるカトリックの大聖堂で、地域の信仰の中心として知られています。