父と娘、パサイ市の火災で死亡 娘が寝たきりの父を救おうと戻る
パサイ市消防署のアルマ・カサンドラ・ガルドセ消防署長によりますと、父親は80歳、娘は37歳でした。報道によると、娘は木曜日の午後(2026年3月12日)、ヴィラヌエバ通り沿いの自宅が燃えているのを見て、寝たきりの父親を救出しようと戻ったとされています。
「娘さんが父親を助けに戻ったため、逃げ出せなかったようです。家に入る道が非常に狭かったことも影響したのではないかと思います」とガルドセ署長は述べました。
当局によりますと、現場の狭い通路が避難を困難にした可能性があるとのことです。また、家が密集して建てられていたため、火の広がりが早かったとされています。
火災は午後5時56分頃に報告され、3分以内に第一警報が発令され、その後すぐに第二警報に引き上げられました。消防隊は午後7時18分頃に火を制御下に置き、午後7時58分に完全に鎮火しました。
火災には、消防庁とボランティアの消防団から約60台の消防車が出動しました。しかし、狭い道や現場の大勢の人々、近くに消火栓がないことなどが消火活動を困難にしました。
当局はまた、火災の通報が遅れたため、救助隊が到着する前に火が大きくなった可能性があると指摘しています。現場のほとんどの家屋は軽量素材で作られており、これが火の広がりを助長しました。
パサイ市社会福祉開発局の報告によりますと、火災により46家族、122人が影響を受けました。多くの被災者は現在、仮設避難所として使用されているホセ・リサール小学校に滞在しています。
同様の報告では、16歳の自閉症の少年がバレンスエラ市の火災で閉じ込められ死亡したとされています。
地元政府はすでに被災した家族に救援物資と衛生キットを配布しており、今後、彼らがこの災害から立ち直るための金銭的支援を行う予定です。
【用語解説】
– バランガイ(地区):フィリピンの最小行政区画で、町内会に相当します。
– LGU(地方自治体):Local Government Unitの略で、地方自治体を指します。
