警察に撃たれた男、凶器で暴れる末路

マニラ、フィリピン — イロイロ市パビアで月曜日、イタック(※フィリピンの大きなナイフ)を持って暴れた男性が、対応に当たった警察官に射殺される事件が発生しました。

病院に到着した際には、容疑者である33歳の「JR」と呼ばれる男性はすでに死亡していました。

記者会見で、フィリピン国家警察(PNP)のニコラス・トーレIII警察長官は、警察官が自己防衛のために容疑者を撃たざるを得なかったと説明しました。

容疑者の家族が、彼が妹に脅威を与えたとして、911緊急ホットラインに助けを求める電話をかけたことが明らかになりました。

警察はすぐに現場に駆けつけ、容疑者を落ち着かせようとしましたが、彼は攻撃的になり、ナイフを持って脅し続けました。

CCTVの映像には、警察官が容疑者を落ち着かせようと近づいた際、容疑者が追いかけてきたため、警察官が胸を撃ち、これが彼の死因となった様子が映っていました。

この事件を受けて、PNPは、このような状況により適切に対応するために、警察官がバトンやペッパースプレーのような非致死性の武器を持つべきかどうかを現在検討しています。

【用語解説】
– イタック: フィリピンの大きなナイフで、農作業や日常生活で使用されることが多い。


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