マニラ、フィリピン — フィリピン総合病院(PGH)は、レプトスピラ症や肺炎の患者数が増加しているため、患者を他の病院に一時的に移すようにと一般の方々に呼びかけております。
PGHは、患者の皆様に対し、まずは他の病院で迅速なサービスを受けられるようお勧めしております。
報告によりますと、この公立病院の救急室に運ばれる患者数は、収容能力が75人であるにもかかわらず、400%増加したとのことです。
これに関連して、保健省(DOH)のテオドロ・ヘルボサ長官は、国立首都圏にあるDOH運営の病院や政府所有または管理法人(GOCC)の病院がPGHを支援する準備が整っていることを確認いたしました。
ヘルボサ長官は、UP-PGHの救急室が一時的に満員であるために受け入れができない患者を、DOHの病院および4つのGOCC病院が受け入れる準備ができていると述べました。
患者が受診可能なDOHの病院には、カローカン市のホセ・N・ロドリゲス記念病院とサナトリウム、ラスピニャスのラスピニャス総合病院とサテライト外傷センター、マラボンのサン・ロレンツォ・ルイス総合病院、マンダルヨンの国立精神衛生センター、マニラのホセ・ファベラ記念病院、ホセ・R・レイエス記念医療センター、サン・ラザロ病院、トンド医療センター、マリキナのアマング・ロドリゲス記念医療センター、ムンティンルパの熱帯医学研究所、パシグのリザール医療センター、ケソン市のイーストアベニュー医療センター、国立小児病院、フィリピン整形外科センター、キリノ記念医療センター、バレンズエラのバレンズエラ医療センターが含まれます。また、GOCCの病院には、フィリピン肺センター、国立腎臓移植研究所、フィリピン心臓センター、フィリピン小児医療センターがあります。
【用語解説】
1. レプトスピラ症 – レプトスピラ菌による感染症で、発熱や筋肉痛などを引き起こします。
2. フィリピン総合病院(PGH) – フィリピンの主要な公立病院の一つで、マニラに位置しています。
3. 保健省(DOH) – フィリピンの公衆衛生を担当する政府機関。
4. 政府所有または管理法人(GOCC) – フィリピン政府が所有または管理する法人。
5. UP-PGH – フィリピン大学フィリピン総合病院の略称で、フィリピン大学と連携して運営されています。
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出典