動物虐待は教会にふさわしくないと枢機卿
メトロマニラのカトリック教区は、動物福祉団体が残虐性と環境へのリスクを指摘したことを受け、鳩を風船に結びつけるという物議を醸したイースターの儀式を中止しました。
カルーカンのパブロ・ヴィルヒリオ・ダビッド枢機卿は、マラボン市の無原罪の御宿り教区聖堂での「サルボン」イベントで使用された鳩が翼を縛られ、風船に結びつけられていたことを知らなかったと述べました。
「もし知っていたら、反対していたでしょう」とダビッド枢機卿は述べました。「これは動物に対する残虐行為であるだけでなく、風船が海洋生物に飲み込まれる可能性があるため、環境にも有害です。」
この儀式は、復活したキリストとその祝福された母との喜ばしい出会いを記念するもので、フィリピンのイースターの伝統として大切にされています。
枢機卿は、教区が以前、天使の衣装を着た子供を吊るす代わりに鳩を使用することに変更した理由として、それがより安全でストレスの少ない代替手段と考えたからだと説明しました。
また、鳩は公開後すぐに、拘束されることなく、風船にも結びつけられることなく解放されると思っていたと付け加えました。
「この慣習は中止されます」とダビッド枢機卿は述べました。「今後の祝典では風船を飛ばすことはなく、鳩は公開後すぐに解放されます。」
フィリピン動物福祉協会は以前、この慣習に対して警鐘を鳴らし、「礼拝の厳かさと動物の尊厳と福祉の両方を維持する、より人道的なアプローチ」を求めました。
「残虐行為は宗教的な祝典や社会の集まりにふさわしくありません」と同団体は述べました。
【用語解説】
– サルボン: フィリピンのイースターに行われる伝統的な儀式で、復活したキリストとその母マリアの出会いを再現する行事。
– バランガイ: フィリピンの地方自治体の最小単位で、地区や村を指します。
