副市長、議員によりオフィスで射殺される

マニラ、フィリピン — アクラン州イバハイの副市長フリオ・エストロロソ氏が、アクラン州内の自身のオフィスで市議会議員に射殺されました。

アクラン州警察の初期報告によりますと、8月8日午前9時15分、サングニアン・バヤン(※市議会)メンバーのミヘル・セナティン氏が、副市長フリオ・エストロロソ氏を9mmの銃でオフィス内で射殺しました。

イバハイ・アクラン市警察署長のラジブ・サルビノ氏によれば、事件後、容疑者は自宅で直ちに逮捕されました。

サルビノ氏によると、事件はサングニアン・バヤンのオフィスで始まり、セナティン氏が自身の任期中にイバハイで可決されたすべての条例のコピーをスタッフに求めたことがきっかけでした。

オフィス内で、セナティン氏はエストロロソ副市長に自身の過ちについて質問した後、突然銃を取り出し、左胸を撃ちました。

被害者は病院に搬送されましたが、午前10時23分に到着時に死亡が確認されました。体には多数の銃弾による傷がありました。

サルビノ氏は、犯罪現場操作班(SOCO)が事件を引き続き調査しており、副市長の遺体は解剖される予定であると述べました。

また、警察は容疑者が使用した銃のライセンスの有無や事件の動機についても調査を進めています。

【用語解説】
1. サングニアン・バヤン: フィリピンの市議会のこと。
2. SOCO: Scene of the Crime Operativesの略で、犯罪現場操作班を指します。


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