フィリピン中央銀行、政策金利を0.25%引き上げ
フィリピン中央銀行(バンコ・セントラル・ング・ピリピナス)は、インフレ抑制を目的に、木曜日に主要金利を4.50%に引き上げました。燃料費の高騰が成長維持の必要性を上回る懸念があるためです。
「さらなる利上げも計画の一部ですが、もちろん今後のデータ次第です」と記者会見で述べました。
4月15日から20日にかけて行われた調査では、26人の経済学者のうち14人がオーバーナイト借入金利の変更を予想せず、
PHCBIR=ECI
、12人が0.25%の引き上げを予測していました。
レモロナ氏は、木曜日に行われた決定は全会一致ではなかったものの、「良いコンセンサス」を反映していると述べました。
中央銀行は、3月26日にアジアで初めて臨時会合を開き、中東紛争のインフレと経済成長への影響に対する懸念が高まっていることを示しました。
その会合では、政策金利を据え置く一方で、厳しい政策が今年4.4%の成長が見込まれる経済の「回復を遅らせる可能性がある」と警告し、インフレ期待が低下した場合には行動を起こす準備があることを示しました。
インフレ率は、2月の2.4%から3月には4.1%に上昇し、20か月ぶりの速さでBSPの2%から4%の目標を超えました。これは、ガソリンとディーゼルの価格が二桁増加したことが主な原因です。
フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、先月、国家エネルギー緊急事態を宣言し、家計の負担を軽減するため、調理に広く使用される灯油と液化石油ガスに対する物品税の徴収を停止しました。
S&Pグローバルとフィッチは、中東戦争から燃料輸入依存経済へのリスクが高まっているとして、フィリピンの主権見通しを引き下げました。
【用語解説】
– バンコ・セントラル・ング・ピリピナス: フィリピンの中央銀行
– フェルディナンド・マルコス・ジュニア: フィリピンの大統領
– オーバーナイト借入金利: 中央銀行が金融機関に対して一晩貸し出す際の金利
