フィリピン国家警察(PNP)のニコラス・D・トーレ三世将軍は、2人の高位警察官に役職を交換するよう命じました。これにより、PNP副総監(DCA)と西ミンダナオ地域警察司令部(APC-Western Mindanao)の司令官の役職が交代されました。
この命令により、元PNP-DCAであったホセ・メレンシオ・C・ナルタテス・ジュニア中将が新たにAPC-Western Mindanaoの司令官に任命され、バーナード・M・バナック中将が水曜日から国家警察の第2位の高官として彼の後任となりました。
ナルタテス中将とバナック中将は、共にフィリピン陸軍士官学校(PMA)「タンラウ・ディワ」1992年卒業生です。
ナルタテス中将の異動については、即時の理由は提供されていません。彼は2024年10月9日にPNP-DCAに任命されていました。
一方、バナック中将は昨年7月からAPC-Western Mindanaoの司令官を務めていました。
ナルタテス中将は厳格なことで知られ、バナック中将はPNPの元スポークスマンであり、PNP広報室の長を務めた優れたバランスの取れた警察官として知られています。
【用語解説】
1. フィリピン国家警察(PNP):フィリピンの国家警察機関。
2. PNP副総監(DCA):フィリピン国家警察の管理部門の副総監。
3. 西ミンダナオ地域警察司令部(APC-Western Mindanao):フィリピンのミンダナオ地域における警察の指揮部。
4. フィリピン陸軍士官学校(PMA):「タンラウ・ディワ」:フィリピンの軍事教育機関で、1992年の卒業生クラス名。
5. スポークスマン:組織の公式な広報担当者。
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出典