南コタバトII電力協同組合(SOCOTECO II)の会員消費者オーナー(MCO)は、マニラ電力会社(MERALCO)が協同組合を引き継ぐ可能性に対して懸念を抱いています。
SOCOTECO IIは、南コタバト州のジェネラル・サントス市とその周辺地域に電力を供給する電力協同組合です。
MERALCOがSOCOTECO IIを引き継ぎ、利益を追求する株式会社に転換しようとしており、その決定を少数のMCOが参加する住民投票で行おうとしていることが明らかになりました。
この問題の根底には、SOCOTECO IIの住民投票を行う際の投票要件があり、取締役会(BOD)が決定する選択肢によって必要な投票数が異なる点があります。
SOCOTECO IIの近代化の選択肢には、IGNITE共同事業(JV)、MERALCOの引き継ぎ提案、協同組合開発庁(CDA)への登録の問題が含まれています。
IGNITE JVでは、200,000人以上のMCOを抱えるSOCOTECO IIにとって非常に困難な要件である50% + 1票が求められています。一方、MERALCOの提案とCDA登録では、住民投票当日に実際に投票する人の単純多数決のみが必要です。
「IGNITEでは、200,000人の会員消費者オーナーがいると仮定して、少なくとも100,001票が必要です。これは難しいですが、意思決定がより参加型になるので構いません。しかし、MERALCOとCDAの提案では、単純多数決に基づくため、例えば50,000人が住民投票に参加した場合、25,001票で引き継ぎが通過します」と、交渉中のため匿名を希望するMCOのグループが述べました。
これに関連して、SOCOTECO IIの取締役会はMERALCOの引き継ぎ計画を拒否し、Ignite Powerとの交渉を開始することも明らかになりました。
それにもかかわらず、MERALCOはSOCOTECO IIの取締役会による拒否を法廷で争うと警告しています。
【用語解説】
– SOCOTECO II: 南コタバトII電力協同組合
– MCO: 会員消費者オーナー
– CDA: 協同組合開発庁
