NPAとの和平交渉拒否 テオドロ氏断固姿勢

テオドロ氏、NPAとの対話を拒否

NPA(新人民軍)との交渉再開の努力は、政府からの断固とした拒否により、大きな挫折を迎えました。

「いいえ。私はNPA(新人民軍)との和平交渉には反対です」と、テオドロ氏はイロコス・ノルテ州ラオアグ市での政府イベントに参加中、記者団に語りました。このイベントは、バリカタン演習の影響を受けた漁民への支援を行うものでした。

交渉再開の呼びかけは、以前にフィリピン共産党(CPP)、その武装部門であるNPA、そして政治部門であるフィリピン国家民主戦線(NDF)との裏交渉に関与していた元政府和平交渉担当者から出されました。彼らは2014年から2020年の過去の政権下で活動し、両者が一時的な合意に近づき、数十年にわたる反乱を終結させる道を開く可能性があったことを指摘しました。

彼らの訴えは、ネグロス・オクシデンタル州での軍事衝突で19人が死亡した後、緊急性を増しました。しかし、テオドロ氏はこの提案を退け、「フィリピンには和平交渉の必要はない。なぜなら、平和は既に存在しているからだ」と強調しました。

「フィリピン人は平和である。彼らが平和を乱している。だから、なぜ彼らと話し合う必要があるのか?彼らは犯罪を犯しているのです」と述べました。

さらに、彼は反乱を純粋に犯罪的な性質のものと位置づけ、その立場を強調しました。「それはテロです。単純明快です。だから、和平交渉を呼びかけることは、彼らの大義を正当なものとして道徳的に高めることになり、私はそれを受け入れられません」と述べました。

一方、フィリピン軍(AFP)は、作戦中に死亡した19人全員が武装しており、政府軍と交戦していたと報告しました。これに対し、CPPはこの主張に異議を唱え、一部の死者は民間人であり、NPAのメンバーではないと主張しました。

この相反する主張は、反乱をめぐる緊張が続いていることを浮き彫りにしていますが、政府は正式な交渉再開に対して強硬な姿勢を維持しています。

【用語解説】
– NPA(新人民軍):フィリピン共産党の武装部門で、反政府活動を行っています。
– バランガイ(地区):フィリピンにおける最小の行政区画で、地域コミュニティを指します。
– バリカタン演習:フィリピンとアメリカの合同軍事演習で、地域の安定と防衛力強化を目的としています。


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