マニラ警官、性的暴行で解雇処分

マニラの警察官が不祥事によりナポルコムから解雇

国家警察委員会(ナポルコム)によると、マニラに配属されていた警察官が意識を失った女性に対する性的暴行を行ったとして、行政上の責任を問われ、解雇処分となりました。

委員会全体で発表された決定では、この巡査が重大な不正行為および法執行者としてふさわしくない行動を取ったとして有罪とされました。この判断は、監視カメラの映像、目撃者の証言、法医学的報告書、そして被害者の一貫した証言に基づく十分な証拠に基づいています。

ナポルコムは、被害者が同意を与えることができない状態で性的暴力を行ったと指摘し、このような行動は1997年の反レイプ法に明らかに違反すると強調しました。委員会はこの事件を、重大な法的犯罪であると同時に、警察官に求められる倫理基準を著しく逸脱したものとしています。

その結果、この警察官には最高の行政処分である解雇が科されました。これにより、警察組織から除名され、その地位に伴う特権も剥奪されます。

一方で、同じ訴えの中で名前が挙がった別の警察官については、行政上の責任がないとされました。調査官は、彼を直接犯罪に結びつける十分な証拠がないと結論づけ、この事件での免責を認めました。

ナポルコムのラファエル・ヴィセンテ・カリニサン委員は、この行為を強く非難し、警察機関にこのような暴力や道徳的堕落の余地はないと述べました。

「意識を失った女性を利用することは、単なる犯罪ではなく、制服の尊厳に対する重大な攻撃であり、公共の信頼を裏切るものです」と述べました。

委員会は、警察官に対する責任追及を続け、法律や倫理基準を違反した者には適切な結果をもたらすことを再確認しました。

【用語解説】
– ナポルコム:国家警察委員会(National Police Commission)の略称。フィリピンの警察組織に対する監督と規制を行う機関。
– 反レイプ法:1997年に制定されたフィリピンの法律で、性的暴行およびレイプに関する規定を含む。


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