マニラ保健局、トンドで販売される不衛生なストリートドリンクに含まれる細菌について警告
マニラ保健局は、マニラ市トンド地区で販売されているストリートドリンクに含まれる可能性のある健康リスクについて警告しました。
この警告は、フィリピン大学マニラ校公衆衛生学部・医療微生物学科による調査を受けて発表されました。研究者たちは、冷たいストリートドリンクを販売する12の屋台から水のサンプルを採取し、使用されている水に薬剤耐性菌が含まれていることを発見しました。
マニラ市保健官のグレース・パディーリャ医師は、この問題に対処し、一般市民を病気の危険から守るための多面的な行動計画を発表しました。マニラ保健局によると、特に暑い時期に多くの人々がストリートドリンクを購入するため、即時の対応が必要とされています。
保健当局は、調査対象となった12の屋台を再訪し、再度の検査を行う予定です。また、当局は住民に対し、同様のケースを保健局に報告するよう促し、地域社会における健康問題の発生を防ぐ手助けを求めています。
保健局は、トンド地区を高リスク地域の一つとして特定しました。このため、マニラ市の6つの地区から派遣された衛生検査官に対し、飲料や軽食を販売するストリートベンダーに対する厳格な検査を実施するよう指示しました。
調査によると、汚染された水と氷が細菌の主な発生源であることが判明しました。このため、ベンダーは認定された飲用可能な水と、承認された供給元からの氷のみを使用することが求められています。
保健当局は、ベンダーが検査時に水と氷が安全であることを証明する認証書を提示しなければならないと説明しました。
検査に加え、マニラ保健局はベンダー向けに衛生トレーニングプログラムを実施する計画です。トレーニングを修了した者には、適切な衛生管理と食品安全の実践を促すための証明書が授与されます。
当局は、ストリートドリンクを購入する際には注意を払い、消費する製品が清潔で安全な供給元から来ていることを確認するよう、一般市民に注意を呼びかけました。
【用語解説】
– トンド:マニラ市内の地区名で、人口密度が高く、経済的に困難な地域とされています。
– バランガイ(地区):フィリピンの最小行政区画で、地域コミュニティを指します。
