中間層にも支援可能に AICS対象拡大

中産階級の家族もAICS支援を受けられる可能性があるとDSWDが発表しました。

フィリピンの社会福祉開発省(DSWD)は、中産階級の家族も「危機的状況にある個人への支援(AICS)」プログラムの対象となる可能性があると明らかにしました。

このプログラムは貧困家庭だけでなく、予期せぬ問題に直面している中産階級のフィリピン人にも開かれているとしています。

2026年5月21日(木)、DSWDの危機介入プログラムのエドウィン・モラタ局長は、メディアフォーラムで「緊急事態や突然の困難は、社会的地位に関係なく誰にでも影響を及ぼし得る」と説明しました。

モラタ局長は、災害や健康上の緊急事態、さらにはエネルギー関連の問題は、裕福か貧困か、雇用されているか中産階級かに関係なく、誰にでも発生しうると述べました。

DSWDによると、AICSプログラムは、予期せぬ出費に苦しむ個人や家族を支援するために作られました。このプログラムは、医療費、葬儀費用、交通費、教育費、食料費、その他の緊急の財政的ニーズを支援します。

書類の要件として、申請者は有効な身分証明書と、医師や精神科医、心理学者からの医療証明書や診断書などの医療関連の書類を提出する必要があります。申請される支援の種類によっては、追加の書類が必要になる場合もあります。

これには、処方箋、検査依頼書、治療プロトコル、病院の請求書、医療手続きや機器の見積もりが含まれることがあります。

同時に、DSWDは、仲介者に頼ったり偽の書類を提出して不正に現金支援を受け取ろうとすることに対して警告しました。最近、DSWDはAICSプログラムに関連する不正行為に関与した個人に対して、警察に報告し、刑事告訴を行いました。

モラタ局長は、社会福祉士が書類を慎重に確認し、必要に応じて病院や診療所に連絡して情報を確認すると説明しました。また、政府はできるだけ多くの人々を支援したいと考えていますが、このプログラムが悪用されるべきではないと述べました。

2026年のAICSプログラムには639億ペソの予算が割り当てられており、近年、何百万人ものフィリピン人を支援してきました。

【用語解説】

– DSWD(社会福祉開発省):フィリピンの政府機関で、社会福祉と開発を担当しています。
– AICS(危機的状況にある個人への支援):フィリピン政府が提供する支援プログラムで、予期せぬ困難に直面した個人や家族を支援します。


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