ラグナ州、フィリピン — 金曜日の夜、ラグナ州サンパブロ市にあるパレス(※フィリピンの料理店)の店内で、4人の武装した男たちが襲撃し、無差別に発砲した事件で、働く学生である母親とその11か月の娘が悲劇的な死を遂げ、もう一人の家族が負傷しました。
ラグナ警察署長のジョナー・ユピオ大佐によれば、犠牲者の母親は30歳のレア・クエンカ・ルナールさんで、働く学生でありパレスの店員でした。彼女は右肩と右腕に銃弾を受け、ラグナ州立病院で治療中に亡くなりました。彼女の娘である11か月のキャサリンちゃんも左脇に銃弾を受け、同じ病院で死亡が確認されました。
レアさんの母親である56歳の未亡人、メルセリタ・ルナールさんは右脚に銃弾を受け、現在病院に入院しています。
ユピオ大佐によると、事件は4人の武装した犯人によるものでした。1人の容疑者が銃撃犯として行動し、もう1人の武装した仲間と共に犯行に及び、残りの2人は現場で見張り役を務めました。事件は金曜日の午後7時44分頃、サンパブロ市の店舗で発生しました。
調査によれば、銃撃犯とその運転手はオートバイで現場に到着し、すぐにカリンデリヤ(※フィリピンの食堂)に入り、夕食をとっていた被害者たちに至近距離から無差別に発砲しました。
銃撃犯とその仲間はオートバイに乗ってマハルリカ・ハイウェイの方向へ逃走し、見張り役の2人も事件後に現場から走り去りました。
ユピオ大佐は、事件の背後にいる可能性のある人物を含む数名が、事件の重要参考人として挙げられていると述べました。また、捜査官たちは、事件現場近くに設置された出入口の監視カメラ(CCTV)の映像を現在解析中です。
警察は、被害者への銃撃の動機を調査しています。
【用語解説】
1. パレス: フィリピンの料理店で、特に牛肉の煮込み料理を提供する店。
2. カリンデリヤ: フィリピンの大衆食堂で、手軽な価格で家庭料理を提供する場所。
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