ダバオで大物麻薬ディーラーを逮捕

コタバト市、フィリピン — フィリピン麻薬取締局(PDEA)第11支部の捜査官たちは、金曜日の午後、ダバオ・デル・ノルテ州カルメンのバランガイ・イシンで、大規模な麻薬密売人とされる容疑者から、3.5百万ペソ相当のシャブ(※メタンフェタミン)を押収しました。

ダバオ・デル・ノルテ州の県当局は土曜日に、容疑者がPDEA-11の拘束下にあり、2002年包括的危険薬物法違反の罪に問われていることを確認しました。

土曜日にPDEA-11の地域事務所が発表した報告によれば、容疑者はカルメンのバランガイ・イシンのプーロク10で、527グラムのシャブを麻薬取締官に販売した際に、即座に逮捕されました。この麻薬買収作戦は、カルメンのバランガイおよび市町村当局の協力を得て実施されました。

押収された3.5百万ペソ相当のシャブは、容疑者に対する適切な訴訟の証拠として使用される予定です。

ダバオ・デル・ノルテ州の県当局およびカルメン市の多部門平和秩序評議会のメンバーによれば、容疑者は同州で大規模なシャブの販売で知られているとのことです。

PDEA-11の当局者によると、この成功した作戦は、カルメンの地方当局およびダバオ・デル・ノルテ州警察本部の各部隊の協力を得て実施されました。

【用語解説】
1. シャブ – メタンフェタミンの一種で、フィリピンで違法薬物として広く知られています。
2. PDEA – フィリピン麻薬取締局の略称で、違法薬物の取り締まりを行う政府機関です。
3. バランガイ – フィリピンの最小行政区画で、日本の町内会に相当します。
4. プーロク – バランガイ内のさらに小さな区画や集落を指します。
5. カルメン市 – ダバオ・デル・ノルテ州にある市で、本記事の舞台となった場所です。


出典