ローマ教皇レオ14世、35人の新大司教にパリウムを授与、3人のフィリピン人も含まれる
教皇レオ14世は、聖ペトロと聖パウロの祝日に行われたミサの中で、35人の新しい大司教にパリウムを授与しました。この儀式は、聖ペトロ大聖堂で行われ、数十人の枢機卿、司教、司祭、約5,500人の信徒が参列しました。
フィリピン人の受賞者は、セブのアルベルト・ウイ大司教、コタバトのチャーリー・インゾン大司教、ヌエバ・セゴビアのデイビッド・ウィリアム・アントニオ大司教の3人でした。彼らはいずれも2025年7月から11月の間に教皇レオによって大司教に任命されました。
教皇レオは説教の中で、パリウムは単なる職務の象徴以上のものであり、神の民を導き、その世話のために全てを捧げる牧者の意思を示すシンボルであると述べました。
聖ペトロと聖パウロの証に思いを馳せながら、教皇は両使徒がキリストを宣べ伝えるために生涯を捧げ、忠実な指導者としての永続的な模範を示したと語りました。
ペトロは、人間的な弱さにもかかわらず、傾聴、識別、堅固な指導を通じて教会の交わりを守り、パウロはかつてキリスト教徒を迫害していたにもかかわらず、神の恵みによって恐れを知らない宣教師へと変えられたと述べました。
新しい大司教たちに向けて、教皇レオは、権威や特権ではなく、自己犠牲の奉仕によって測られる良き牧者キリストの指導を模範とするよう促しました。
パリウムは、白い子羊の毛でできた細い円形の帯で、6つの黒い絹の十字が付いています。典礼の際に肩にかけて着用され、大司教がその教会管区内での牧会責任を負うこと、そしてローマ教皇との交わりを示します。
【用語解説】
1. パリウム:大司教が着用する白い子羊の毛で作られた帯で、牧会責任とローマ教皇との交わりを象徴します。
2. 大司教:カトリック教会における高位の聖職者で、特定の教会管区を統括します。
3. 聖ペトロ大聖堂:バチカン市国にあるカトリック教会の主要な大聖堂で、教皇の公的な行事が行われる場所です。
