ルセナ市、ケソン州の公共雇用サービスオフィス(PESO)が投稿した広報資料(パブマット)が、関係のない求人情報に政治家の画像を掲載したことで注目を集めました。
市のPESOは8月7日、地域のスーパーマーケットチェーンが企業看護師を募集していることを発表しました。
求人情報には応募者が必要とする資格やその他の詳細が記載されています。しかし、この広報資料には、ルセナ市のマーク・アルカラ市長とその父であるドンドン・アルカラ副市長の写真が掲載されており、求人とは無関係です。
このスーパーマーケットチェーンは民間の企業が所有しています。
一方、この二人の政治家の画像はフィリピン人の注目を集め、「フォロー・ザ・トレンド・ムーブメント(FTTTM)」というフィリピンのポップカルチャーに特化したページでも話題になりました。
ページは「どこに応募すればいいですか?」と冗談を言いました。
さらにFTTTMはコメントで、この二人の政治家を「私たちの採用マネージャー」として冗談を言いました。
「彼らが面接するのでは?」とFacebookユーザーがコメントしました。
「あなたも看護師ですか?」と別のユーザーがコメントしました。
「会社のオーナーよりも目立ってますが、あなたが給料を払うのですか?」と別のフィリピン人が尋ねました。
2021年には、カマリネス・スルの学校が無料の写真編集クラスの告知に政治家を掲載したことで注目を集めた同様のパブマットがありました。
【用語解説】
1. パブマット(Pubmat) – 広報資料や広告素材を指す。
2. PESO – Public Employment Service Officeの略称で、公共雇用サービスオフィスを指す。
3. FTTTM – フォロー・ザ・トレンド・ムーブメントの略称で、フィリピンのポップカルチャーに特化したページ。
4. マーク・アルカラ – ルセナ市の市長。
5. ドンドン・アルカラ – ルセナ市の副市長で、マーク・アルカラ市長の父。
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出典