レプトスピラ症専用病棟、マニラで開設

マニラ、フィリピン — マニラ保健局(MHD)の責任者であるグレース・パディリャ博士は、スタ・アナ病院においてレプトスピラ症の症例に特化した病棟が開設されたことを発表いたしました。

パディリャ博士は、この病気に感染し、命を落とす患者の数が多いことに対し、警戒感を抱いていると認めております。

データによりますと、マニラ市内でレプトスピラ症により18名が亡くなっており、重篤な症状のために入院を続けている患者も多く、その中には透析を受ける必要がある方もいらっしゃいます。

パディリャ博士は、洪水の水に浸かった方々に対し、レプトスピラ症の症状を感じた場合は直ちに医師の診察を受けるように勧めております。早期に対応することで、病状の悪化を防ぐことができます。

博士は、患者の多くが病気の進行した段階で初めて病院を訪れることを残念に思っております。

パディリャ博士は、患者が早期に予防薬や適切な治療を受けることができれば、医師たちは彼らを救うことができると強調しております。

【用語解説】
1. レプトスピラ症 – レプトスピラ菌による感染症で、主に汚染された水を介して人に感染し、重篤な場合は致命的となることがあります。
2. プロフィラクシス – 予防薬または予防措置を指し、感染症の発症を防ぐために使用されます。


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