ダバオ洪水対策に疑問の声 元警察長官

ニコラス・トーレ氏、ダバオの自宅が再び浸水し原因究明を要求

「これは私の家です。ダバオ市タロモ地区バンカルのNHA(国民住宅庁)にあります。登記所で確認しても、私たち夫婦の名義になっています。ですから、私はダバオ市の住民です。そして、当然ながら質問する権利があります」と述べました。

「この家が浸水するのは今回が初めてではありません。政治的な色をつけたくないので投稿していませんでした。しかし、なぜこれが繰り返されるのかを問う時が来たのです」と語りました。

元フィリピン国家警察長官のトーレ氏は、ダバオ市の洪水制御策がどのようになっているのか疑問を呈しました。特に、政府がインフラに多額の予算を投じているにもかかわらず、繰り返される浸水被害について問いかけました。

「多くの人がダバオ市は山からの流出や集水域だから普通だと言います。それは本当かもしれません。しかし、山は新しいものではありませんし、雨も新しいものではありません。問題が分かっているなら、解決策も分かっているはずです」と述べました。

当局は以前、ダバオ市に515億ペソ相当の洪水制御プロジェクトが割り当てられていると報告しており、トーレ氏はなぜ住民が大雨のたびに深刻な浸水被害を受け続けるのか疑問を抱いています。

「だからこそ、山からの流出や強い雨、浸水しやすい地域があることを知っているので、数十億ペソを洪水制御に使っているのです。洪水制御は雨を止めるためではなく、洪水が人々の家の中に入らないようにするためのものです」と訴えました。

トーレ氏は声明の最後に、ダバオ市の住民として、言い訳ではなく、家族を繰り返される洪水から守る具体的な改善を求めていると強調しました。

「ダバオ市の住民として、私は言い訳を求めているのではありません。私が求めているのは結果です」と述べました。

【用語解説】
– NHA(国民住宅庁):フィリピン政府の住宅供給機関で、低所得者向けの住宅を提供しています。


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