スーダン人2名が入管法違反で逮捕

マニラ、フィリピン発 — 7月22日、フィリピンの移民法に違反していることが判明した2人のスーダン国籍の人物が、パンガシナン州サンカルロス市で移民局(BI)情報部(ID)の捜査員によって逮捕されました。

BIコミッショナーのジョエル・アンソニー・ビアド氏によれば、モニーブ・アーメド・モハメド・ユースィフ(32歳)とザキ・アザリ・エルズベア・バシール(41歳)は、サンカルロス市警察署との連携のもと、M.ソリアノ通り沿いの住居で一緒にいるところを逮捕されました。

両者とも有効なパスポートや旅行書類を提示することができませんでした。

BIの情報部の捜査員は、モニーブがビザを更新せずに国内に滞在し続けていることを監視した後、作戦を開始しました。彼はオーバーステイのために逮捕され、一方ザキはフィリピン移民法に違反して不法滞在者を匿っていることが判明しました。

バシールは逮捕時に抵抗し、捜査員に物を投げつけました。サンカルロス市警察署の敷地内では、トイレを使いたいと要求しましたが、建物の裏から逃げようとしました。すぐにBIの捜査員に追跡され、捕まりました。

現在、二人はタギッグのカンプ・バゴン・ディワにあるBI拘置施設に収監されており、そこで審問手続きが行われ、強制送還の訴追に直面することになります。

「BIは、フィリピン人の親切心を悪用する可能性のある不法滞在者の捜索、逮捕、送還に引き続き注力しています」とビアド氏は述べました。

【用語解説】

– サンカルロス市:フィリピンのパンガシナン州に位置する市。
– オーバーステイ:ビザの有効期限を過ぎて滞在すること。
– カンプ・バゴン・ディワ:フィリピンのタギッグ市にある拘置施設。