ラグナ州、災害事態を宣言

フィリピン、ラグナ州カンプ・ビセンテ・リム発 — 昨日午後、ラグナ州全域が台風クリシング、エモン、ダンテの襲来とハバガット(※)による影響で、災害状態を宣言しました。

ラグナ州は6つの市と24の自治体から成り立っており、激しい洪水のために災害状態が宣言されました。多くの財産や家屋が被害を受け、30,000以上の家族や個人が避難センターに身を寄せています。ラグナ州知事のソル・アラゴネス氏によれば、広範囲にわたる洪水でインフラ、農作物、家畜が被害を受けたとのことです。

彼女は、災害状態の宣言は、地元政府が住民の必要に迅速に対応し、州の復興を促進することを目的としていると述べました。

【用語解説】

– ハバガット(※): フィリピンにおける南西モンスーンのこと。