PAGASA最新情報 – 国家気象局は、台風ゴリオが国内の一部に雨をもたらすと報告しました。
2025年8月13日(水)、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、国内の最新の天気情報を発表しました。台風ゴリオは、国内の気象条件に影響を与える見込みです。
PAGASAの気象専門家、ロリエディン・デ・ラ・クルス・ガリシア氏は、西南モンスーンが国内の多くの地域に雨をもたらすと予測しています。
ゴリオは、イットバヤットの北東165キロメートルの地点で確認され、最大持続風速は時速140キロメートル、最大瞬間風速は時速170キロメートルで、西北西に時速25キロメートルで移動しています。
「高潮警報は発令されていませんが、進路予測がさらに南にシフトした場合、沿岸近くでの高波により沿岸洪水の可能性が高まるかもしれません」とPAGASAは述べています。
この台風は、台湾南部の東海岸に上陸し、フィリピン領域を今日中に抜ける可能性があります。
この気象変動により、イロコス・ノルテ、アパヤオ、カガヤンでは曇り空に散発的な雨と雷雨が予想されます。
西南モンスーンは、MIMAROPA、ウェスタン・ビサヤ、ネグロス島地域、ザンボアンガ半島、BARMM、SOCCSKSARGEN、カマリネス・スル、カタンドゥアネス、アルバイ、ソルソゴン、マスバテでも同様の天候をもたらすでしょう。
「孤立した雷雨により、1日に5分から1時間の激しい雨がいつでも発生する可能性があります」とデ・ラ・クルス・ガリシア氏は述べています。
局地的な雷雨により、メトロマニラおよび国内の他の地域では、部分的に曇りから曇りの空に孤立したにわか雨や雷雨が予想されます。
PAGASAによると、気象局は影響を受ける地域の住民に対し、中程度から時折激しい雨や激しい雷雨による鉄砲水や地滑りの可能性に備えて、予防措置を講じるよう勧告しています。
極北ルソンの小型船舶は、危険な海況のため出航を控えるように勧告されています。
【用語解説】
1. PAGASA(パガサ) – フィリピン大気地球物理天文局の略称。フィリピンの国家気象局。
2. ゴリオ – 台風の名前。
3. イットバヤット – フィリピンのバタネス州にある町。
4. MIMAROPA – ミンドロ島、マリンドゥケ島、ロンブロン島、パラワン島を含むフィリピンの地域。
5. BARMM – バンサモロ自治地域(※フィリピン南部の自治地域)。
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出典