マニラ、フィリピン — マニラ市長のフランシスコ「イスコ・モレノ」ドマゴソ氏は、2025年の司法試験が9月に行われることに関連して、サンベダ大学とサントトマス大学（UST）の周辺での飲酒、アルコール販売、露天商の営業、騒音を禁止する行政命令を発表しました。
行政命令第41号の下で、これらの2つの大学の周囲500メートル以内での飲酒禁止、露天商の営業禁止、騒音およびその他の活動が実施されます。
「これは、受験生が人生の節目となる試験に集中し、最大限の注意を払えるようにするためです」とドマゴソ氏の行政命令には記されています。
行政命令の第1条には、飲酒禁止が9月6日午前0時から9月7日午後10時まで、9月9日午前0時から9月10日午後10時まで、そして9月13日午前0時から9月14日午後10時まで実施されると記されています。
第2条では、露天商の営業が9月6日午前0時から9月8日午前0時まで、9月9日午前0時から9月12日午前0時まで、そして9月14日午前0時から9月16日午前0時まで禁止されるとされており、これは交通渋滞を避けるための措置です。
また、第3条では、ビデオケ、カラオケ、およびその他の大音量のものの使用が禁止され、第4条では、政治集会、パレード、「サルボン」（※迎えのイベント）、パーティー、コンサートが試験期間中は禁止されるとされています。
違反者には市の条例に基づき罰金が科されます。また、USTとサンベダの周辺では9月7日、10日、14日に道路閉鎖が実施されます。
【用語解説】
1. サルボン – フィリピンの伝統的な迎えのイベントで、特定の行事や人物を迎える際に行われる。
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