マニラ、フィリピン — 木曜日の午前6時、サンバレス州パラウイグのブラカイ・サラザにある水路で、いわゆる「サルベージ」(※非公式な処刑)の被害者とみられる2人の女性の遺体が発見されました。
サンバレス警察の報告によりますと、被害者はターラック出身の「レンレン」と、サンバレス州マシンロックのブラカイ・タルタル出身の24歳の「カン」として知られています。
現地の住民の警察への証言によれば、木曜日の未明に車が猛スピードで走る音を聞き、その後に銃声が聞こえたとのことです。
翌朝、その住民が目を覚ますと、家族は水路で2人の被害者の遺体を発見し、驚愕しました。
パラウイグ市警察署の責任者であるレオベン・エドゥアゲン警部の声明によれば、レンレンは頭部に銃弾を受けており、カンは背中に3発の銃弾を受けていました。
現場に駆けつけた警察の捜査官は、口径45のピストルの薬莢5個と、シャブ(※メタンフェタミン)を入れていたとみられる15個の小袋、そして被害者の個人所持品を回収しました。
警察はこの事件の捜査を進めており、犯人を特定し逮捕することで事件の真相を解明しようとしています。
【用語解説】
1. サルベージ – フィリピンにおける非公式な処刑を指す俗語。
2. シャブ – メタンフェタミンのフィリピンでの俗称。
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出典