バチカン市国—教皇レオ14世は、世界子供の日のための教皇委員会を、信徒・家庭・生命省に統合することを決定されました。この省の長官はケビン・ファレル枢機卿です。
この決定は、8月13日にバチカンの報道局によって発表された公式文書で明らかにされました。教皇は8月6日にバチカン国務省の総務代理であるエドガー・ペーニャ・パラ大司教との会合後にこの決定を下されました。
2023年12月8日、教皇フランシスコは世界子供の日を制定し、文化教育省がこれを組織することを発表しました。この日は2024年5月25日から26日にかけて世界中で祝われることになります。
昨年の5月25日には、77か国から集まった数千人の子供たちがローマのオリンピックスタジアムでアルゼンチン出身の教皇と会い、さまざまな証言を聞きました。最年少の子供たちは教皇に質問をする機会も得ました。
2024年11月、フランシスコ教皇は世界子供の日のための教皇委員会を設立し、その会長にエンツォ・フォルトゥナート神父を任命しました。フォルトゥナート神父は、聖ペトロ大聖堂の広報部長であり、アッシジの聖フランシスコ大聖堂の報道局長も務めています。
次回の世界子供の日は、2026年9月にローマで祝われる予定です。
【用語解説】
1. バチカン市国 – カトリック教会の総本山であり、教皇の居住地。
2. 教皇委員会 – 教皇庁が特定の目的のために設立する委員会。
3. 信徒・家庭・生命省 – バチカンの省庁の一つで、信徒、家庭、生命に関する事柄を担当。
4. エドガー・ペーニャ・パラ – バチカン国務省の総務代理を務める大司教。
5. エンツォ・フォルトゥナート神父 – 聖ペトロ大聖堂の広報部長であり、アッシジの聖フランシスコ大聖堂の報道局長。
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