市立病院、医療用品が不足している-イスコ市長

フィリピン、マニラ― マニラ市長フランシスコ“イスコ・モレノ”・ドマゴソは、元市長ハニー・ラクーナの任期中に市立病院が医療用品不足に陥っていたことを確認した。

ドマゴソは、マニラ病院を訪れた際、注射器やワクチン用針さえも不足している状況を発見した。

市長は、9月から2月までの間、医療用品を供給していた企業が支払いの滞納のために撤退していたことを知った。

マニラ市内の44の健康センターでも、薬やビタミンなどの供給がほとんどなく、本来、住民に無料で提供されるべきものが不足していることが明らかになった。

ドマゴソは、病院の従業員が長らく問題を訴えていたが、かつてのマニラ保健局の指導者には無視されていたことを知った。

市長は、必要な医薬品の再供給を確保するために既に交渉を行っており、医師、看護師、医療スタッフ、および地区の保健従事者には、マニラ市政府ができる限りの支援を行うことを保証している。

一方、昨日、エフレンとシェリー・アルベス夫妻から、手袋、外科用テープ、IVカニューラなど5百万ペソ以上相当の医療用品が寄付された。

出典:フィルスター・ンガヨン