キャンプ・ナカル、ルセナ市、マニラ、フィリピン — ケソン州薬物取締部隊(QPDEU)は、フィリピン麻薬取締局(PDEA)と連携し、著名な高価値個人(HVI)として知られる麻薬の売人を、成功したおとり捜査の後に逮捕し、約170万ペソ相当の疑わしいシャブ(※メタンフェタミン)を押収しました。この出来事は、一昨日の夜、ルセナ市のプレザントビル・サブディビジョン、バランガイ・イラヤン・イヤムで発生しました。
ケソン州警察署長のロムロ・アルバセア警察大佐は、容疑者を「ダグス」という別名で知られる29歳の独身男性で、職業はメカニック、ルセナ市バランガイ・グラングランの住民であると特定しました。
容疑者は、夜8時30分頃、1,000ペソのマークされた紙幣を使用して、買い手を装った警察官に違法薬物(シャブ)を販売した後に逮捕されました。
容疑者から押収されたのは、ヒートシールされた透明なプラスチック製の小袋5つで、これには合計約87グラムの疑わしいシャブが含まれており、標準薬物価格で591,600ペソ、路上価格で1,774,800ペソと評価されています。
【用語解説】
1. シャブ – メタンフェタミンの俗称で、フィリピンでは違法薬物として知られています。
2. おとり捜査 – 警察が犯罪者を逮捕するために、買い手や共犯者を装って行う捜査手法です。
3. 高価値個人(HVI) – 麻薬取引において特に重要視される人物を指します。
4. プレザントビル・サブディビジョン – フィリピンの住宅地を指す用語で、特定の地域を示します。
5. バランガイ – フィリピンの最小行政単位で、日本の町内会に相当します。
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出典