PAGASA、熱帯低気圧ファニングの影響と低気圧がフィリピンの天候に影響を与えると発表
PAGASA最新情報 – フィリピンの気象庁は、フィリピン領域内の低気圧が熱帯低気圧ファニングに変わったと報告しました。
2025年8月18日(月)、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、国内の最新の天気情報を発表しました。熱帯低気圧ファニングの影響と南西モンスーンが国内の天候に影響を与えるとしています。
PAGASAの気象専門家であるダニエル・ジェームズ・ビリャミル氏は、フィリピン領域内の低気圧(LPA)が熱帯低気圧に発達したと報告しました。
熱帯低気圧ファニングは、バタネス州イットバヤットの東北東520 kmの地点で確認され、最大持続風速45 km/h、最大瞬間風速55 km/hで北西方向に10 km/hで移動しています。
ファニングの影響により、イロコス地方、ザンバレス、バターンでは曇り空と散発的な雨や雷雨が予想されます。
「この熱帯低気圧はフィリピンから離れて移動しており、今日の天候に直接的な影響はありません」とビリャミル氏は述べました。
この気象システムは、8月18日(月)の夜から8月19日(火)の早朝にかけてフィリピン領域を離れる見込みです。
南西モンスーンは、パラワンでは部分的に曇りから曇りの空と、孤立した雨や雷雨をもたらします。
「メトロマニラと国内の他の部分では、台風が遠くにあるため、直接的な影響はありません。午後から夜にかけての雷雨による突然の雨を除けば、晴れた天候が予想されます」とビリャミル氏は述べました。
局地的な雷雨は、国内の他の地域にも同様の天候をもたらします。
漁業関係者には、海に出る際の注意を呼びかけています。ルソン島西部の沿岸水域は中程度の状態で、国内の他の部分は穏やかから中程度の海況が予想されます。
PAGASAによると、時折激しい雨のため、洪水や地滑りの可能性があるため、一般の方々に注意を呼びかけています。
【用語解説】
1. PAGASA(パガサ) – フィリピン大気地球物理天文局の略称で、フィリピンの気象庁。
2. PAR(フィリピン領域) – フィリピンの気象観測範囲。
3. 南西モンスーン – フィリピンにおける季節風の一種で、雨季に影響を与える。
4. イロコス地方 – フィリピン北部の地域。
5. バタネス州イットバヤット – フィリピン最北端の州であるバタネス州の町。
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出典