マニラ、フィリピン — 犯罪捜査グループ(CIDG)の職員は、パラニャーケ市のバランガイ・タンボにある疑わしい「オンラインタスクジョブ詐欺」拠点を急襲し、14人を逮捕しました。
調査によりますと、このグループは「テレグラム」というアプリを利用して被害者を見つけていたとのことです。
グループの手口としては、各メンバーが最大600のアカウントを管理し、それらにリンクを送信するというものです。
リンクを開くと、被害者はホテルパッケージに「いいね」を押すといった簡単なオンラインタスクを行うよう指示されます。
その後、被害者はバイナンスという暗号通貨のアカウントを作成し、資金を預けるように求められます。
資金は、作戦を指揮する中国人女性マネージャーが管理するアカウントに送金されるとされています。被害者は投資が利益を生む、または増えると騙されますが、結局は損失を被ることになります。
また、作戦中に保護された未成年者は、社会福祉開発省(DSWD)に引き渡されました。
【用語解説】
1. バランガイ:フィリピンの最小行政単位。
2. テレグラム:メッセージングアプリの一つ。
3. バイナンス:暗号通貨取引所の一つ。
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出典