マニラで日本人2名殺害、容疑者を逮捕

マニラ、フィリピン — マニラ警察署(MPD)は昨日、金曜日の夜にマラテ、マニラで発生した2人の日本人の殺人事件に関与する2名の「関心を持たれている人物」(POI)を拘束したことを確認いたしました。

しかしながら、捜査が進行中のため、MPDは容疑者の名前を公表することを控えております。MPDによれば、被害者である2人の日本人は、パサイ市のカジノホテルに一時的に滞在しておりました。

MPDの声明によりますと、彼らはバックトラッキングと検証を行い、特別捜査タスクグループMALVAR(SITG MALVAR)がPOIの身元を特定しました。

捜査の結果、犯行に関与したとされる銃撃犯の一人は、ペドロ・ギル通りに頻繁に出入りしている姿が確認され、カメラにマスクを外す様子が映っていたため、身元が判明しました。もう一人の容疑者であるツアーガイドは、シェラトン、アドリアティコ通り、マニラおよびパサイ市の複数のCCTV映像を通じて特定されました。

ホテルの管理部門との協力が、政府発行の身分証明書を通じてツアーガイドの身元を特定するきっかけとなりました。

銃撃事件は8月15日午後10時45分頃、マラテのマルバール通り、マビニ通りの角付近で発生しました。

バランガイのCCTV映像によれば、被害者がタクシーから降りた際に、突然「ライディング・イン・タンデム」(※バイクに二人乗りした犯人)により銃撃されました。

複数の目撃者によると、容疑者は被害者からバッグを引きずり出し、身体を探っていたため、強盗が犯罪の動機である可能性が示唆されております。

日本の領事館代表者は、ホテルのセキュリティセクションの責任者およびセキュリティ担当者と共に、被害者の部屋を訪れ、身元確認のためにパスポートを回収しました。

一方、警察は容疑者が使用した逃走車両を8月16日土曜日の朝、マルバール通りとタフトアベニューの角に放置されていたのを発見しました。

【用語解説】
1. ライディング・イン・タンデム: バイクに二人乗りした犯人が関与する犯罪手法。


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