熱帯低気圧フアニングの最新情報をチェック

PAGASAのフィリピンにおける熱帯低気圧「ファニン」についての最新情報をご覧ください。

フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、熱帯低気圧「ファニン」に関する最新情報を提供しています。

以前、バタネス州の東北東にあった低気圧が熱帯低気圧に発達し、フィリピン領域(PAR)に入った際に「ファニン」と命名されました。月曜日の午前10時時点で、この熱帯低気圧はバタネス州イットバヤットの東北東535 kmの地点に位置しており、直接的にフィリピンに影響を与える可能性は低いため、風の警報は発令されていません。

「ファニン」は今年の8番目の嵐であり、最近、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はその最新情報を発表しました。

午後5時に発表された情報によると、「ファニン」はゆっくりと移動しながらその勢力を維持しています。午後4時時点で、その中心はバタネス州イットバヤットの東北東555 kmにあり、中心付近の最大持続風速は55 km/h、最大瞬間風速は70 km/h、中心気圧は1008 hPaで、北に向かってゆっくりと移動しています。

予報によれば、火曜日の朝、8月19日にPARを抜けるまで北に移動し続ける見込みです。明日の朝または午後には琉球諸島の近くを通過する可能性があります。

予報期間中は熱帯低気圧のままであると予想されており、「熱帯嵐への強化は否定されていないものの、現時点では最も可能性の高いシナリオではありません」とされています。

一方、以前の記事では、ボンボン・マルコス大統領が、雨や洪水が新たな常態になっていると述べました。マルコス大統領は状況報告の中で、「使い古されたフレーズを使いたくはありませんが、これが新たな常態です。これが私たちの今の生活なのです、何をしようとも」と述べました。

PAGASAによれば、8月から12月にかけて、フィリピンでは最大16のサイクロンが発生する可能性があります。

【用語解説】
1. PAGASA(パガサ) – フィリピン大気地球物理天文局の略称で、気象予報や天文観測を行う政府機関。
2. PAR(フィリピン領域) – フィリピンの気象観測・警報の対象となる領域。
3. ファニン – フィリピン領域に入った際に命名される熱帯低気圧の名称。


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