フィリピン国家警察(PNP)は、バンサモロ地域でモロ・イスラム解放戦線(MILF)の一員とされる人物を逮捕しました。この人物は、ラナオ・デル・スル州ワオ町のバランガイ・ブントンガンで違法薬物の販売に関与していたとされています。逮捕は月曜日の正午に行われました。
当局は、容疑者を「ジャミル」という仮名で呼ばれる34歳の人物で、同町の住民であると特定しました。
容疑者から押収された身分証明書によれば、彼はMILFの第103基地司令部の一員であるとされています。
容疑者からは、総額3,128,000ペソ相当の4パケットのシャブ(※メタンフェタミン)が押収されました。
現在、容疑者は拘留されており、共和国法9165に違反した罪に直面しています。(ジュン・メンドーサ)
【用語解説】
1. バンサモロ地域 – フィリピン南部に位置する自治地域。
2. モロ・イスラム解放戦線(MILF) – フィリピンのイスラム系反政府組織。
3. シャブ – フィリピンで一般的に使用されるメタンフェタミンの俗称。
4. 共和国法9165 – フィリピンの包括的危険薬物法。