マニラ市長の娘、ヘルメット未着用で批判殺到

マニラ市長フランシスコ・”イスコ”・モレノ・ドマゴソ氏の娘が、マニラ市内でバイクに乗る際にヘルメットを着用していなかったことで批判を受けています。

フランシス・ドマゴソさんは、父親の2025年中間選挙での公約である「#マニラを再び偉大にしよう」というハッシュタグも投稿に含めていました。

彼女の投稿は、あるRedditユーザーの目に留まり、「r/フィリピン」コミュニティに「市長の娘がヘルメットなしでバイクに乗っている。お父さんが怒るよ!」というキャプションと共に再投稿されました。

あるRedditユーザーは、「彼女の高級バッグに比べればヘルメットは安い。着用しない理由はない」と書き込みました。

また別のユーザーは、「市長の勇気はどこに行ったの?自分の娘を全国放送で恥をかかせることができるのか?それは明らかな違反だ。市長は誰にも偏らないと言っていたのに、笑」とコメントしました。

さらに別のユーザーは、「彼女がヘルメットをかぶったら、その美しさをどうやって見ることができるのか?」と冗談を言いました。

共和国法10054、または「モーターサイクル・ヘルメット法」は、バイクの運転者および同乗者が、短距離・長距離を問わず、どのような道路や高速道路でも常に標準的な保護用ヘルメットを着用することを義務付けています。

違反者には、初回違反で1,500ペソ、2回目で3,000ペソ、3回目で5,000ペソ、4回目以降は10,000ペソの罰金が科されます。

【用語解説】
– モーターサイクル・ヘルメット法(共和国法10054):フィリピンでバイク運転者および同乗者に標準的な保護用ヘルメットの着用を義務付ける法律。


オリジナルサイトで読む