マニラでレプトスピラ症が猛威、29人死亡

マニラ、フィリピン — マニラ市の6つの地区の病院で、レプトスピラ症の症例が合計310件記録され、29人が命を落としたと、土曜日の報告によります。

マニラ保健局の報告によれば、これらのレプトスピラ症とデング熱の症例は、2025年7月1日から8月22日までの間に記録されました。保健専門家は、雨季における注意を呼びかけています。

レプトスピラ症とデング熱の患者数の増加は、特に過去3回連続した台風とハバガット(※南西モンスーン)の影響で、マニラ市での激しい降雨の中で発生しています。公式データによれば、29人がレプトスピラ症で亡くなり、2人がデング熱による感染で命を落としました。

オスピタル・ナン・マニラ・メディカル・センターでは、レプトスピラ症の症例が最も多く、114件が記録され、そのうち14人が死亡し、さらに4人が入院しています。

これに続くのが、スタ・アナ病院で49件の症例があり、10人が死亡し、さらに6人の患者が治療を受け続けています。オスピタル・ナン・トンドでは、38件の確認された症例があり、5人が死亡し、さらに1人の患者が回復中です。

その他の病院では、ガット・アンドレス・ボニファシオ記念医療センターやオスピタル・ナン・サンパロックなどで、これらの病気の症例が記録されています。

一方、同じ期間にデング熱の症例は247件記録され、最も多くの症例がオスピタル・ナン・マニラで98件記録され、続いて市内の他の病院でも症例が確認されています。

【用語解説】
– ハバガット:フィリピンにおける南西モンスーンのこと。


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