マニラ、フィリピン — パサイ市で逮捕された容疑者の死亡に関連して、過失致死の訴えが出されたことにより、12人の警察官が職務を解かれました。
パサイ市警察署の署長であるジョセリト・デ・セスト警察大佐は、訴えられた者にはパサイ市警察サブステーション5の6人の職員、南部警察地区機動部隊大隊(SPD-MFB)からの5人、そして国家首都圏警察事務所機動部隊大隊(NCRPO MFB)からの1人が含まれていると述べました。このうち2人は虐待の訴えも受けています。
訴えは、8月5日にバランガイ75、ゾーン10のコンビニエンスストアで暴れた29歳の男性を7人の警察官が逮捕したことに端を発しています。
記録によれば、容疑者はコンビニエンスストアのストックルームに入り、警察が対応した際に押さえつけられ、CCTVに映っているように殴られました。
パサイ市警察サブステーション5の警察官は、呼吸困難を訴えた容疑者をパサイ市総合病院に急送しましたが、そこで死亡が宣告されました。
パンパンガ州法医学ユニットが作成した法医学報告書には、死亡原因は「手動による絞殺による窒息」と記載されています。
警察は、容疑者の逮捕に関する他のCCTV映像も調査中です。
訴えられた警察官たち、サブステーション5の指揮官を含む者は、パサイ市警察の人事保持および会計セクションに移されており、それぞれの内部監察サービス部門で行政訴訟に直面する可能性もあります。
【用語解説】
– サブステーション: 警察の一部門や分署を指します。
– 機動部隊大隊: 機動力を持つ警察部隊の一部隊を指します。
– 内部監察サービス: 警察内部の不正行為を調査する部門です。