PAGASA、7月12日(土)の天気予報を発表

PAGASA最新情報 – フィリピンの気象庁は、南西モンスーンが国内の一部に雨をもたらすと報告しました。

2025年7月12日(土)、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は、国内の最新の天気情報を発表しました。南西モンスーンが国内の天候に影響を与える見込みです。

PAGASAの気象専門家グレース・カスタニェダ氏は、南西モンスーンが西ビサヤ、カビテ、バタンガス、パラワン、オクシデンタル・ミンドロに断続的な雨をもたらすと報告しました。

「一方で、これとは別に、ビサヤ・ミンダナオ地域の東側にある我々の責任範囲外の雲の塊も監視しています」と彼は述べました。

メトロマニラ、ミンダナオ、中部ルソン、ビコール地域、パンガシナン、その他のビサヤ、CALABARZON、MIMAROPAでは、曇り空に散発的な雨や雷雨が予想されています。

ルソンのその他の地域では、部分的に曇りから曇り空で、孤立した雨や雷雨が予想されています。

気象庁は、影響を受ける地域の住民に対し、中程度から激しい雨や激しい雷雨による鉄砲水や地滑りの可能性に備えて、予防措置を講じるよう勧告しています。

「一方で、南西モンスーンまたはハバガット(※南西モンスーン)によって、南ルソンとビサヤの西側を中心に、国内の大部分が依然として影響を受けており、雨をもたらすでしょう」とカスタニェダ氏は述べました。

フィリピンの責任範囲外で熱帯低気圧が監視されています。それは、極北ルソンの東北東1,925 kmの地点で、最大持続風速65 km/h、最大瞬間風速80 km/hで確認されました。

「それが我々の責任範囲に入ることはないと見られています。また、国内のどの地域にも影響を及ぼすことはありません」とカスタニェダ氏は述べました。

一方で、国内の沿岸水域の状況は、PAGASAによると、やや穏やかから中程度とされています。

【用語解説】

– ハバガット(南西モンスーン): フィリピンで「ハバガット」と呼ばれる南西モンスーンは、特に雨季においてフィリピンに湿った空気をもたらし、広範囲にわたる降雨を引き起こす気象現象です。主に6月から10月にかけて影響を及ぼします。